本日、園で地震を想定した防災訓練を行いました。
子どもたちには事前の予告はせず、いつも通りに過ごしている中での訓練です。
突然鳴りだした地震速報のアナウンスに、驚きや少し怖がりながらも予想以上に冷静に行動できた子どもたち。
地震速報のサイレンと園長先生の放送アナウンスに素早く反応し、机の下に身を隠すことができました。
揺れがおさまったら、頭を守るため常時している防災ずきんをかぶって園庭へ避難します。
お約束は、「押さない・走らない・しゃべらない・そして戻らない」こと。
ひとりひとりがしっかりと約束に意識を持ち、適切に避難することが出来ました。
避難中は思わず慌ててしまいそうになりますが、常に安全にも気をつけながら移動しました。
「慌てず。でも素早く。」簡単そうで難しいことなので、今後も訓練を通して身につけていきたいと思います。
園庭に出て整列・点呼をし、全員の避難が完了しました。
園長先生のお話をよく聞いて、避難訓練の大切さやいざその時になったときの対処を学んだ子どもたちでした。
実際に避難が必要となった場合、白菊幼稚園の園児・職員は「岩槻小学校」が集中避難場所となっています。
次回の避難訓練では、実際に岩槻小学校までの道のりもみんなで歩いて確認しようと考えています。
各クラスに戻ってからは、再度、避難の仕方や約束事を確認しました。
どの子も真剣に話しを聞き、「この音(地震アラーム)聞いたことあるよ!」「火事の時は口を押さえるんだよね!」と普段からの防災意識を伺うことができました。
さて、地震が発生したら私たちがまずすべきことはなんでしょうか。
避難口確保のためにドアや窓を開ける・ガスを閉める・停電復旧の際の通信火災を防ぐためにブレーカーを落とす…。
そして自分の居場所を知らせる防災ホイッスルを身につけておくことが重要なんだそうです。
どれも自分や家族、身の周りの人を守るために大切なことですね。
災害はいつ起こるかはわかりません。
いざその場になったときに冷静に行動し、適確な判断ができるように、普段から防災意識や準備はしっかりとしておきたいものです。
これを機に、ご家族でも防災グッズや避難場所を話し合えたらいいですね。
また、避難場所が使えなかった場合、家族で集まる場所を決めておくなども大切な防災になることと思います。
園でも引き続き、安全な園生活が過ごせるようにますます意識を高めていきたいと思っています。
(なつこt*)